フードロス

食品ロス削減と女性の力

最近コンビニやスーパーで見かける「てまえどり」の表示も消費者への啓発活動の一環として浸透してきました。令和2年度の日本における食品ロスは約522万トン。これは国民一人あたりが、毎日茶碗一杯弱のごはんを捨てているにも近い量です。廃棄された約522万トンのうち家庭系の廃棄物は約247万トン。約47%は家庭から排出されているものと推計されています。
ここで私たち女性がやるべきことは一つ、家庭内の食品ロスを減らすべく創意工夫を凝らすことです。レシピサイト「cookpad」の中に「消費者庁のキッチン」というコーナーがあります。ここには全国から寄せられた「使いきり」レシピが豊富に掲載されています。
毎日、少しずつでも皆さんが努力することで家庭から排出される食品ロスは確実に減少します。他にも食品を買うお店や食べるお店で、奥から商品をとらずに、陳列されている賞味期限の順番に買ったり、食べきれる分量を注文して、食べ残しを出さなかったり、皆さんのちょっとした行動が事業系食品ロスを減らすことにもつながります。
全国女性団体連絡協議会は、食品ロス削減に対して地域においてより具体的に活動できるテーマについて学習を深め、実践的な取り組みをします。

その他の取組み